電撃文庫の人気ライトノベル原作の「青春ブタ野郎」シリーズより、新作劇場版アニメ「青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない」「青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない」の2作品が公開が決定したと発表され、新ティザービジュアルが公開された。
アニメシリーズでは2018年秋に放送されたテレビアニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」と2019年6月に公開された劇場版「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」に続く形となる。
「思春期症候群」というオリジナリティ溢れる物語の切り口と、実際に存在した有名な思考実験「シュレディンガーの猫」や、「相対性理論」「ドッペルゲンガー現象」などキャラクター毎にテーマがあるストーリーが特徴的かつ奥深く人気を博した本作品。公式からの続報を心待ちするファンも多いだろう。
「青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない」のティザービジュアル
©2022 鴨志田 一/KADOKAWA/青ブタ Project
『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』
■あらすじ
高校二年生の三学期を迎えた梓川咲太。
三年生の先輩であり恋人の桜島麻衣と、峰ヶ原高校で一緒に過ごせる学生生活も残り僅かとなった。
そんななか、長年おうち大好きだった妹の花楓は、誰にも明かしたことのない胸の内を咲太に打ち明ける。
「お兄ちゃんが行ってる高校に行きたい」
それは花楓にとって大きな決意。
極めて難しい選択と知りながらも、咲太は優しく花楓の背中を押すことを決める。
『かえで』から『花楓』へ託された思い。二人で踏み出す未来への物語。
『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』
■あらすじ
三月に入り、三学期も残り1ヶ月。恋人の桜島麻衣の卒業式を迎えた梓川咲太。
七里ヶ浜の海岸で麻衣を待っていると、
彼の目の前に子役時代の麻衣にそっくりな小学生が現れる―。
「おじさん、だぁれ?」
これは夢か幻か、不可思議な体験を思い返していた咲太のところに父親から電話がかかってくる。
「母さんのことなんだが、花楓に会いたいと言っててな」
それは、花楓に起きた出来事を受け止めきれず、
長いこと入院していた母親から届いた「会いたい」という願い。
母の願いに応え、花楓と共に母親と会うことを決めるも久しぶりの対面の機会に緊張を隠し切れない。
そんな咲太の体には見慣れない傷跡が現れる。これは新たな思春期症候群の前触れか―。